臨床での頭蓋・筋膜治療⑦

本日の臨床ブログです。

 

 

 

 

 

 

今回は『デスクワーク性腰痛』について

 

 

 

 

 

1日八時間以上常にデスクワークを行う40代男性。

 

 

 

 

 

不定期で急性腰痛を発症してしまうそうです。

 

 

 

 

 

今回、この患者さんはいわゆる腰痛で来院されました。

 

 

 

 

【症状】

TH11~S1の1行線から2行線ラインでの筋緊張著明。(広背筋、多裂筋、腸腰肋筋、起立筋)

 

 

 

 

腰部前屈痛(+)、伸展時痛(+)、右回旋痛(+)、左回旋痛(-)、患部炎症所見(-)、下肢痺れ(-)、眼精疲労(++)、肩こりあり。

 

 

 

 

腰椎前弯減少。

 

 

 

 

座位での左右の肩の動揺が左肩動揺が著明にあり重力を左右肩に対してバランスよく受けれていませんでした。

 

 

 

 

 

【治療】

背部全体の圧迫ケアに抵抗あり。

 

 

 

 

うつ伏せ姿勢が腰椎伸展に抵抗あり。

 

 

 

 

かなり筋緊張が強い為、側臥位での施術を選択。

 

 

 

 

まず、背部筋緊張よりも右上側臥位で左内転筋、右大腿筋膜長筋、左下腿脛骨内側縁~足底部を優しく手掌など広い面で緩めます。(左側臥位は狙う筋が逆になります)

 

 

 

 

このラインを緩めると背部筋緊張がペインスケール10から8。

 

 

 

 

 

 

次に、脊椎Th1からL5まで関節モビライゼーションを施します。

 

 

 

 

 

 

背部ペインスケール8から5。

 

 

 

 

 

つぎに仰臥位にて、眼精疲労に対して、冠状縫合、側頭筋、帽状腱膜を優しく緩めます。(頭蓋整骨)

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来るとうつ伏せ姿勢がとれるようになりました。

 

 

 

 

 

 

最後に、ファンクショナルラインに対して広背筋(腋窩の浅い部分)と殿筋群を緩めました。

 

 

 

 

 

【後診】

ペインスケールは3とおっしゃっていましたが、可動制限残存は前屈時の伸びにくさのみ。

 

座位姿勢で、腰椎前弯が復活し、左肩動揺がなくなり、しっかり座れるように。

 

全身のちからが抜け、表情は明るくお帰りの際は腰をかばう動作を忘れていました。

 

施術時間は問診と施術を合わせて20分ほど。

次回の施術約束は、3日後。

 

生活指導として、入浴、ストレッチ、骨盤前傾の意識を持っていただくようにしました。

 

 

 

 

 

【考察】

筋緊張が強い場合はその部位ばかりを見ずに全体診、問診を的確に行い無理な姿勢での施術は、かえって症状の悪化を招いてしまうことがあるので、しっかり患者様に合った施術法を探し出してあげることが重要です。

 

 

 

 

 

 

スキルのハウツーだけではなく、協会講師陣は臨床現場のお話も絡めながらお伝えしていますので、セミナー終了時にでもお気軽に質問してください!

 

 

 

 

 

 

 

ぜひ、参考にしてみてください(*^^*) 

  

  

  

 

  

  

それではまた!!

 

 

 

 

 

 

スキルについての細かい方向やアプローチ方法は協会主催セミナーにてお伝えしていきます。

 

 

 

 

 

 

※効果には個人差があります。